冬のテン泊に向けて、買ったモノ。

当分、厳冬期、残雪期の山行は山小屋起点かなぁ、と思いつつ、ふつふつと雪山のテント泊に対する気持ちも高まりつつ、「来期買うのであれば今期買ったほうがいい」と腹をくくり、必要なものをリストアップ、買い揃えた記録です。

やはり、まずはテントから

3シーズン用に検討していたマウンテンハードウェアの4シーズン対応をチェック。なんとなくその時からタフなイメージを持っていたのだけど改めて見てみるとタフすぎ!「トランゴ2」その重さ4,030g、これはちょっとハードスペックすぎるかな。
次に検討したのがアライテントの定番「エアライズ2」、重量も1,550gとだいぶ軽い。しかし、冬の場合は「エアライズ用外張(610q)」がマストのようです。実際、この組み合わせはテント場でもよく見かけました。
最終的に決めたのは、今年MSRから新発売された「ACCESS2」軽量性を追求しつつ耐候性能も追求した新シリーズ。総重量は2kgを切っています。これだとちょっとゆったりしたい夏山テン泊にも使えそう。居住性も心地よく文句なしでした。

次はやはりシェラフですね。

3シーズンのシェラフを検討していた時に気になっていたのがダウンハガー800EXP。スパイラルストレッチシステムがどうにも心地よさそうで。ただ、800EXPでも快適温度が-14℃、まぁ十分といえば十分ですが。
しかしここは素直に厳冬期の定番にいたしました。ISUKA エア810EX

合わせて検討したのがスリーピングマット/パッド。防寒に関しては「R値」が重要らしくマットはTHERMAREST(サーマレスト)の巻型のものにしました。R値3.5のものもあるようですが、日本に出回っているのは2.8の方。ちなみにZ型に折るタイプのものはちょっとだけ低く2.6。

「底冷えで寝れない」みたいな事は避けたかったので、パッドもアップデートしました。夏山ではEXPEDを使っているのですが、寝ている時のスベリが若干気になっており、クライミットの独特な「Vチェンバー式のチューブデザインにより、マット内部の空気の偏りや、熱が逃げるのを抑えます。また、独自の人体工学に基づいたボディマップテクノロジーにより、快適な寝心地を実現。」という売りに興味を持っていました。インシュレーティッド・スタティック VでR値4.4、悪くない。

ですが、最終的には夏場もお世話になっておりますEXPEDのHLウィンター(405g/R値 5.0)に。ちなみにDownmat HL Winter Mだと478gでR値5.9!対応温度も-32℃と70g重くなるだけで超ハイスペックに。

大きめのバッグパックも

基本的には上記で4シーズン対応となりましたが、荷物が大きくなった分これまでのマックス40Lには到底収まらない。ので、冬は何かと雪対策が必要になるので、レインカバー不要のMHWからオゾニック70 アウトドライをチョイス。欲を言うと80Lあるとベストだったんだけど、、、MHWの場合70Lの次のラインナップが105Lになってしまいこちらで。

その他、ダウンパンツやスリッパ、ショベルやジェットボイルなんかも買い足して、年末年始の山へと繰り出すのでした。

P.S.
そして年末年始の雪テンデビューは爆風の洗礼を受けるのでした。