夏フェスでテントデビュー!のすすめ

久しぶりにフジロック・フェスティバルに参加してきました。実は今回始めて、テントエリアも経験してきました。オート・キャンプ・スタイルが多かったのですが、なかには電車、バスを乗り継ぎ初めてのテント泊。みたいな方々もおられたようです。

車でアクセスできる場所なので、いざとなればなんとでもなる環境ですが、今年はフジロックロック恒例の雨もふんだんに降り、初心者にとっては、なかなかハードな環境だったのではないでしょうか?これから夏本番なので、そんなシーンで活用できるTipsをいくつかお送りします。

まずはテント選びから

どこでテントを買うかという問題でもありますが、先に述べました通りオート・キャンプであれば車移動が基本なので、重量はあまり気にせず居住性を優先して選べます。メーカーで言うとコールマンやスノーピークス、以前ご紹介したPOLeRもそのグループに含まれます。

こちらのコールマン・テント・ツーリングドームSTで約4.4kg。やはりちょっと重いです。ちなみに、数千円で購入できる簡易テントがありますが、あれはあくまで日帰りのピクニックなどで日差しを避ける程度の機能しかないので、雨風の中一夜を過ごすことを考えるともう少ししっかりしたテントを選びたいところです(フジロックのテント場ではそういうのもアリでしたが…)。

さて、オート・キャンプ(車移動)ではなく、ハイキング(歩き)ベースで考えると、モンベルのテントがリーズナブルで機能もしっかりしています。こちらのX-TREKマイティドーム2型で1.5kgと、やはりずいぶん軽くなります。以下のHWMゴーストUL2テントだとさらに軽く1kgを下回ります。※いずれも1〜2人用

リュックと荷物の総重量はどのくらい?

さて、上記でも重さに触れましたが、そもそも全体でどのくらいの荷物が適当でしょうか?宿泊数にも寄りますが、飲食物はすべて会場で賄えることを考えると、3〜40リッターのリュック、総重量で10〜15kgくらいが適当でしょうか。ちなみに両手には何も持たず、すべてリュックに収めるのが基本スタイルです。

寝袋が1kg前後、スリーピングマットが500gくらいとするとテントと合わせて3kg。タイトに10kgに収めるとしてもあと7kg分の荷物を持っていくことができます。

さて、フジロックでもっとも重要なのが雨対策です。単なるキャンプの場合、雨であれば中止すればいいのですが、フジロックは常に雨天決行です。しっかり雨がしのげるよう、カッパやポンチョは必需品です。湯沢温泉駅や現地でも購入することができます。
ゴアテックスのハードシェルを着ている人もチラホラいます。が、季節的に18〜30度程度の気温ですので、そこまでハードスペックでなくても大丈夫です。ただし、濡れた時のための着替え、冷えた時に羽織れるものは持っていっておいた方が良いでしょう。

泥を制すものはフジロックを制す

足元を見回すと千差万別です。
普通に運動靴、革靴の人もいますが、上記の通り雨が降る前提なので、足元スタイルを大分すると、防水ハイキングシューズ、長靴、サンダルに分かれます。絶対濡れたくない、汚れたくない人は膝下までの長靴にレインパンツと完全ガード。逆に開き直って短パンにビーサン、上半身はポンチョで濡れないように、といった人も多くいます。サンダル系の場合は一点ご注意を。いわゆるビーサンだと足にサンダルが固定できず坂道など歩きづらくなります。また会場内では結構な移動が必要ですので、「歩き」に適したサンダルが良いでしょう。(私は走れちゃうサンダル、ルナ・サンダル)

さぁ、夏フェスを楽しもう!

そうです。目的はみんなで夏フェスを楽しむことにあります。ので、熱中症に気をつけつつ、雨対策、冷え対策、少なくともテントを張る練習くらいはしてから挑みましょう。余計な所で疲れないよう「ただただ辛かった、トホホ〜」なコトにならないよう、しっかり準備をして、そしてめいいっぱい楽しみましょう!

P.S.
のっけのテント張りから悪戦苦闘しているシーンもチラホラ…


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